2022/12/05 19:00
えひめのあぷり編集部
愛媛で活躍する企業家、お医者さん、アナウンサー、スポーツ選手など、グルメなあの人に行きつけのお店を教えていただく連載企画「あの人が通う名店」。今日はどんなお店に出会えるのか、どうぞお楽しみに。
2015年に開院した「つばきウイメンズクリニック」の院長。専門性の高い技術で不妊で悩む夫婦や女性特有の体の不調を抱えている人に寄り添う。
1983年の創業以来、愛媛の食文化を全国、世界に発信する和食料理店。昼・夜ともにコースのみの提供で、完全予約制。地元の常連客はもちろん、二代目店主・坂本さんの美しい一皿に多くの観光客が足を運ぶ。
観光地・道後の一角に静かに佇む和食の名店「道後 海舟」。1983年の創業から、東野、一番町、そして道後の地へと店を移し、長年食を通して愛媛の素晴らしさを伝え続けてきた。今回の案内人「つばきウイメンズクリニック」の鍋田基生院長は、移転前から足を運ぶお得意様。お祝いごとのハレの日や、大切な人をおもてなしするとき、必ずここを訪れる。
和食とワインのペアリングもおすすめ。各種ワインも多数取り揃える
「とっておきの逸品を頼むよ」という鍋田院長のオーダーに、店主・坂本さんはいつも格別な食材などを仕入れ、一品一品、余計な手を加えすぎない“引き算”で素材そのものの良さを引き出す。そんな坂本さんの職人技に、はじめて訪れた人は愛媛の食のレベルの高さに驚いてくれるのだとか。
※写真はコースの一品(一例)
瀬戸内の旬の食材を使った、12品から15品のコース。内容は金額により異なる。地酒やワインなどのアルコールも一緒にどうぞ。
店主自ら目利きした、来島海峡宮窪の漁師・藤本さんの天然鯛
鍋田院長がいつも注文するという石鎚酒造株式会社の「石鎚 純米大吟醸 愛」。愛媛の一部の飲食店でしか飲むことができない限定酒。
お父様の想いを受け継ぐ、二代目店主・坂本 紀征さん
自身の技術で、いかに患者の能力を最大限に引き出すかを常に考えている鍋田院長は、坂本さんの仕事の向き合い方について「同じ技術職として、適当に仕事を終わらせていないのが料理や会話で分かる。患者さんも私にそれを求めていると思うんです」と話す。医療と料理、分野は違えど真摯に向き合う姿勢は共通する。
食材の中でも特に鮎が好きだという鍋田院長。夏は鮎に始まり鮎に終わるという。なかなかプライベートで外に出かけることも少ないため、「道後 海舟」の料理で四季の移ろいを感じるのも一興。たまの休日にカウンターに座り、旬の食材を使った料理と、お気に入りのお酒を片手に、坂本さんと語らう心地よい時間は、多忙な毎日を過ごす鍋田院長にとって貴重なご褒美となっている。
えひめのあぷり編集部
道後 海舟
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